こんにちは、元NAのエディです。
と思っている人にとって、チェストプロテクターをどれにするのかは最優先事項の1つでしょう。
なぜなら、安全に関わる重要な装備だし高価だからです。(意外とお高いのよ。。。)
最初にこの記事の結論からいってしまうと、
初心者の方でも『インナーのチェストプロテクター』をオススメしています
なぜか…
チェストプロテクターはインナーの方がウェアのデザインがより際立つので写真映えする。というのがぼくの意見です。
ちなみに最も重要な『安全性』がある前提での話なので、それがない安物のプロテクターはそもそも論外なのです。
とは言え、アウターのメリットも当然ながらあります。
さっそくですが、この記事で紹介するチェストプロテクターのランキングはこちら。
・第1位:LEATT【6.5PRO】
・第2位:FOX【RACEFRAME ROOST】
・第3位:THOR【SENTINEL】
この記事ではチェストプロテクターのインナーとアウターのメリットデメリットと、オススメのプロテクターも合わせて紹介していきたいと思います!
・チェストプロテクターの種類がわかります
・インナーとアウターの特徴がわかります
・オススメのチェストプロテクターがわかります
それではいってみましょう!
元NAオススメのチェストプロテクターを解説!モトクロスはインナーかアウターどっち?
ではまず、チェストプロテクターの役割について改めて解説します。
チェストプロテクターは、転倒時などの衝撃の緩和はもちろんのこと、前を走行しているバイクのリアタイヤから跳ね上がる小石などから体を守ることができます。
特にスタートで出遅れた時なんかは、もう最悪。(あれはマジで痛い…)
そのときは顔をガードする必要があるので、アゴを引っ込めてバイザーで顔を守ればOKです。
では、アウターとインナーについてサクッと説明します。
インナー
まずインナーについてですが、実はアウターとしても問題なく着用することができちゃいます。
なので、インナーとアウター兼用のプロテクターであれば好きな方を選択することができるので、迷っているのであればインナーを選ぶ方が合理的だと思います。
そのほかにも、
・装着時に体にフィットするから動きやすい
・スタイリッシュでカッコよく見える
・プロテクターが汚れない
などなどメリットがたくさんあるのがインナーの特徴です。
前述したけど、安全性が担保されている装備であれば、そのつぎに考慮するのは装着感と見た目でしょう。
モトクロス界のトップオブザトップのAMAライダーたちも、ほぼ全員がインナーのチェストプロテクターを装着しています。
アウター
正直なところアウターって、昔(古い)のイメージが強くないでしょうか。
昔のモトクロスライダーの映像では、アウターを着用している人が多い印象が強かったですが、最近ではアウターの人ってあまりみませんね。
コースなのではざっと1割くらいの人がアウターの感じです。地方選のレースでもそんな感じ。
アウターメリットはざっと以下の2つです。
・脱着が簡単
・ウェアが汚れにくい
ですが、ウェアが汚れないのと引き換えにチェストプロテクターもかなり汚れてしまうので洗うのが意外と大変。
チェストプロテクターの隅々まで砂や泥などで汚れてしまう、というのが唯一の欠点と言えるでしょう。
表で比較してみよう
アウター | インナー | |
---|---|---|
安全性 | ○ | ○ |
価格 | △ | △ |
見た目 | △ | ○ |
洗いやすさ | × | ○ |
ご覧になってもらえるとわかる通りインナーが圧勝です。
インナー派であるぼくの偏ったバイアスもあるかもしれないけど、客観的に比較してもインナーの方が合理的な装備である。と判断しています。
選ぶポイントはたったの2つ
チェストプロテクターを選ぶ上でのポイントは2つあります。
・その①:脇腹までしっかりと保護できているか。
・その②:パーツが細かく、体に密着できているか。
それぞれ解説していきますね。
その①:脇腹までしっかりと保護できているか
特に古いチェストプロテクターに該当するのですが、大袈裟にいうと前面と背面しかないものがあります。
脇腹がガラ空き状態…
そりゃあぶね〜っす。
なので、チェストプロテクターを選ぶ際は必ず脇腹をしっかりと保護できているものを選ぶようにしましょう。
その②:体に密着できているか
脇腹を保護できているのであればまだいいですが、体に密着しているかがとても大切です。
なぜなら、走行中にプロテクターが体に密着していないと、パカパカと常に動いてしまい集中して走行すらできません。
また、パカパカと体に密着していない=しっかりと保護したいところを保護できていない可能性があります。
そりゃあぶね〜っす。(2回目)
体に極力密着できるチェストプロテクターを購入するべきだとぼくは思います。
イメージはアンダーアーマーのようにピタッと体に密着できているのが理想的ですね。
プロテクターにもサイズはあるので、購入するときにはしっかりと自分の体とマッチするサイズを選ぶようにしましょう!
オススメのプロテクターランキング
ぼくがオススメするプロテクターのランキングはこちら。
・第1位:LEATT【6.5PRO】
・第2位:FOX【RACEFRAME ROOST】
・第3位:THOR【SENTINEL】
モトクロスの装備メーカーは多数ありますが、LEATT、FOX、THORはどれも一流のブランドでありメーカーです。
それではそれぞれ解説していきますね。
第1位:LEATT【6.5PRO】
オススメ度 | |
メーカー | LEATT |
価格 | 約37,000円 |
LEATTは知る人ぞ知るプロテクター類(ネックブレース、ニーブレース)でとても有名なメーカーです。
それもそのはず、LEATTは各医療部門のエキスパートが集結したチームで開発されたので、とっても信頼性のあるメーカーだからです。
2002 年 Dr. クリス・リアット氏率いる内科医、外科医、バ イオテクノロジーを専門とする数名の技術者たちからなる研究チー ムが結成され、ネックブレースの研究開発がスタートしました。
ウエストウッドカタログより引用
・2021年発売の最新モデルにして、最上級モデル
・脇腹もしっかりとホールドされているため保護性能が抜群
・LEATTのネックブレースとの相性が抜群
価格は今回紹介する中で、最も高い37,000円となっているんだけど、2021年発売となっていて新設計のハードジェルを採用しているので1位にしています。
ネックブレースとの相性も抜群
LEATTはネックブレースでもとても有名なメーカー。
そしてこのブログでは、オススメのネックブレースでもLEATTを推しています。
≫【元NAが力説】初心者こそネックブレースが必要な理由とは【モトクロス】
なので、このチェストプロテクターとネックブレースとの相性が抜群なので、どちらかがLEATTなのであれば揃えることを強くオススメします!
まぁ、相性というよりも同じメーカーなので2つセットで装着することができる前提での設計なので、シンクロ度でいうと120%でしょう。
≫【元NAが解説】モトクロスの装備(ギア)で必要なもの11選【本格的に始めたい人向け】
第2位:FOX【RACEFRAME ROOST 】
オススメ度 | |
メーカー | FOX |
価格 | 約25,000円 |
ケン・ロクスンも装着しているFOXのチェストプロテクター。
個人的には今回紹介するプロテクターの中では1番デザインが好きですww
んが、どっちみちインナーとして使用するからデザインは重要な要素ではない。ということで2位にしました。
・流石のFOXといった秀逸なデザイン
・薄型となっているため装着感があまりない設計となっている
・他のプロテクターと比べ通気性に特化している
第3位:THOR【SENTINEL】
オススメ度 | |
メーカー | THOR |
価格 | 約30,000円 |
THORのフラグシップモデルであるSENTINEL。
今やTHORは多数のトップライダーが愛用しているモデルとなります。
↓(参考)2021年のAMA SURPERCROSSでは3名のチャンピョンを輩出。
ぼく自身もよくTHORの商品は愛用していました。時にモトクロスを始めた時は全身THORでしたからねww
・定評のあるTHORのチェストプロテクターのフラグシップモデル
・調節可能な伸縮性のあるストラップやラチェット式バックル留めを採用
・衝撃エネルギー伝達を低減するために構築されたプロテクターを採用
ぼくがモトクロスを始めてから初めて買ったチェストプロテクターもこのTHORの1つ前のモデルでした↓
かなりシンプルなプロテクターで脇腹は一応ある(?)んだけど、柔軟性がまったくなかったですね。
サイズもワンサイズしかなく、前面の2箇所をバックルで止めているだけの設計なので、ぶっちゃけ最新のTHORのプロテクターはかなり進化しています!
まとめ
・チェストプロテクターで一番重要なのは脇腹まで保護されているか
・その次にフィット感がとても重要
・オススメは安定のLEATTのチェストプロテクター!
チェストプロテクターはモトクロスの装備において、とても重要な装備のひとつです。
とはいえ、古くさい中古のアウターをつけるのはナンセンス。
安全性とライディング中でもズレない、チェストプロテクターを選ぶべきだと思います!
安全第一で楽しくライディングしていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。