こんにちは、元NAのエディです。
モトクロスをこれから始めるに当たって、いろいろなものを買う必要があります。
モトクロッサー、トランポ、ガレージ、装備…
その中でもライダーが身に着ける装備は、しっかりとイイものを買った方がいいと考えています。
なぜなら、安全性に直結するからです。
メーカーは上位モデルと下位モデルのラインナップしており、下位モデルは上位モデルと比べ安全性が全く異なります。
社会人で「これからモトクロスを始めたい!」と思っている方であれば、尚更ケガはしてはいけませんよね。
わかります、かくいうぼくも社会人ライダーでしたのでww
とはいえ、モトクロスに挑戦しようとした時点で、この先ケガをすることは遅かれ早かれ必ずあります。
なので、そのケガの確率を下げれたり、ケガ自体を回避することができるのであれば、高くても上位モデルの装備を購入するべきだと強く思っています。
さっそくだけど、モトクロスで必要な装備は以下です。
ギア | 上位モデル | 下位モデル (安物でOK) |
---|---|---|
ヘルメット | ○ | |
ブーツ | ○ | |
ニーブレース | ○ | |
ネックブレース | ○ | |
プロテクター | ○ | |
ジャージ , パンツ | ○ | |
ゴーグル | ○ | |
ソックス | ○ | |
アンダーウェア | ○ | |
グローブ | ○ | |
ウエストベルト | ○ |
この記事はモトクロスに必要な装備(ギア)についてまとめている記事なので、モトクロス全般の始め方についてはこちらの記事をご覧ください↓
・元NAがこれから本格的にモトクロスを始める人に必要なものを徹底的に解説します
・それぞれのオススメのギアがわかります
さっそくいってみよう!
【元NAが解説】モトクロスの装備(ギア)で必要なもの11選【本格的に始めたい人向け】


モトクロスの装備は何があるか、下のイラストを見てみなさんはどれくらい言えますか…


きっとヘルメット、ブーツ、ウェアなど外から見てすぐにわかるものは思いつくはずです。
しかし、実は目に見えない装備も意外とたくさんあったりするんですよね。
上述したけど、以下がモトクロスを始めるのに必要な装備の一覧です。
ギア | 上位モデル | 下位モデル (安物でOK) |
---|---|---|
ヘルメット | ○ | |
ブーツ | ○ | |
ニーブレース | ○ | |
ネックブレース | ○ | |
プロテクター | ○ | |
ジャージ , パンツ | ○ | |
ゴーグル | ○ | |
ソックス | ○ | |
アンダーウェア | ○ | |
グローブ | ○ | |
ウエストベルト | ○ |
注意してもらいたいのは、これら全ての装備の上位モデルを買う必要はまったくないということです。
それだけお金があるのであればいいんだけど、現実では厳しいっすよねww(かつてのぼくも、とにかくお金がなかった)
なのこの記事では、安全性への影響が大きいものと、そうでないものにわけて解説していきますね。
可能な限り上位モデルを買おう!
まずは、安全性に大きく関わる装備5つを紹介します。
これらの装備にはメーカーの下位モデルがあるんだけど、ケチらずに上位モデルを強く購入してもらいたいです。
1:ヘルメット
2:ブーツ
3:ニーブレース
4:ネックブレース
5:チェストプロテクター
なぜこの5つの装備は「いいものを買え!」といってるかは、この記事をご覧になっている方はわかっているでしょう。
これら5つの装備は、人体の重要なパーツである『頭部、足、首、胴』をカバーしているからです。
当然予算の都合はそれぞれあるでしょう。
なんだけど、ケチって大ケガや後遺症を負ってしまっては、その額の何倍ものお金が必要となるし、体力も精神力も失われてしまいます。
せっかく始めたモトクロスという素晴らしい趣味が台無しなんて嫌ですもんね。
なので、これから始めようと思っている方はぜひこれらはケチることなく、可能な限り上位モデルの購入をオススメしたいです!
それぞれのセンスでOKなもの
次に上位モデルはラインナップされているけど、下位モデルでも問題ない装備についてです。
・ジャージ , パンツ
・ゴーグル
・グローブ
・ソックス
・アンダーウェア
・ウエストベルト
モトクロスは個性を出してナンボのモータースポーツで、すでにモトクロスを見たことがある人はわかると思うけど、とにかくカラフルww
目がチカチカするほどカラフル。
なぜならモトクロスは、団体競技ではないから同じユニフォームを着る必要がなくて、ライダーは自分の好きな柄のウェアなどで個性を出しているからなんですね。
これらはみなさんのセンスで選んでもらえればOKです。
それではまずはヘルメットから解説していきますね!
ヘルメット


役割:頭部の保護
平均価格:約5万円
一番重要な頭部を守るヘルメットから解説していきたいが、これはいうまでもなく上位モデル(イイもの)を買った方がいいでしょう。
結論から言うと、ヘルメットはメイドインジャパンである、アライかショウエイがオススメです。
ネットで「モトクロス ヘルメット」で検索するとさまざまなものが表示される。中には1万円台のものもある。
だけど、人体で一番重要な頭部を守るのをそんなチープなもので守っていていいのか!?
答えはNo!
激安ヘルメットをかぶってクラッシュして、万が一後遺症になった場合は後悔しか残りません。
なので何度も言うけど、ヘルメットは日本製のアライかショウエイをオススメしたいです。
海外でもシェアは多く、安心して被ることができるヘルメットなのでまず間違いはないでしょう。
【アライ】V-CROSS4


メーカー希望小売価格:44,000 円 (税別)
【ショウエイ】VFX-WR


メーカー希望小売価格:48,000 円 (税別)
どちらも間違いないヘルメットなので、正直なところ好みのデザインでOKです。
ショウエイのVFX-WRはエッジのあるデザインでとてもスタイリッシュでクール。
対してアライのV-CROSS4はエッジがないため、頭が小さく見えるのでスタイルが良く見えますww
【ヘルメット編】オススメのメーカー
結論から言うと、アライかショウエイであればどっちでもOKです!
とはいえ、ヘルメットの重量はとても重要な要素でもありますから、表にまとめてみました。
重量 | |
---|---|
【アライ】V-CROSS4 | 約1550g |
【ショウエイ】VFX-WR | 約1400g |
結果はどちらもほぼ同じとみていいでしょう。
つまりはデザインで決めてしまえば大丈夫なのです!
ブーツ


役割:足の保護
平均価格:約7万円
ブーツもヘルメットと同じくらい重要な装備の1つで、個人的にはヘルメットの次に重要な装備だと思っています。
なのでぜひブーツも各メーカーの上位モデルの購入をオススメしたいです。
ブーツは足(主に足首)を守るために必要な装備で、たぶんこれがなければ足首がつながっていなかったであろう!
と思えるMUST装備の1つですね…
ブーツの有名どころのメーカーは以下3つ。
・アルパインスター
・ガエルネ
・FOX
シェアとしては、アルパインスターが断トツで次いでFOX。
アメリカでも日本でも同じくらいのシェアだと思います。
上記のメーカーは必ず入門モデル / 中級モデル / 上級モデルのラインナップがあるんだけど、もちろんブーツも最初から上級モデルで間違いないですね。
【例】アルパインスター
↓テック3


↓テック5


↓テック7


↓テック10


ざっとアルパインスターのブーツだけでもこれくらいある。本当はもっとバリエーションがあります。
ショップなどでみる機会があれば見て、そして履き比べてもらいたいのだが、あきらかにテック3とテック10では硬さやホールド感が違います。
また、プロライダーは決まってテック10を履いています。(中にはテック7などを履いているライダーもいるが、でもごくわずか。)
テック3からテック10までは、数倍の価格の差があるが、そこはケチらずに最初から上位モデルを買って欲しい。
なぜなら、乗っている時の安心感とたるや、下位モデルとは雲泥の差だからです。
【ブーツ編】オススメのメーカー
上記でたくさん書いているので、お分かりかと思いますが、ぼくがオススメするのはダントツでテック10です。
もう、テック10一択です!
ゴーグルやグローブにお金をかけなくてもいいから、どうかブーツは一番いいものを買いましょう!
じゃないとマジでケガするので。
ニーブレース


役割:膝の保護
平均価格:約7万円
ニーブレースというものをみなさんはご存知ですか。
ぼくは知らずに最初のころは膝パッド見たいなやつをつけていましたww
↓これです。ちなみにこのようなパッドだけついているものは「ニーガード」と言います。


もちろんこれは間違いで、ニーブレースを買うようにしましょう。
ニーブレースの役割は膝の可動域を強制的に規制させて、膝へのダメージを軽減させることです。
実物を触ってみてもらえるとわかるけど、曲がる方向は必ず1方向です。(通常の方向)
【ニーブレース編】オススメのメーカー


ニーブレースのオススメのメーカーはリアットです。
リアット【Knee Brace C-Frame Pro Carbon】
リアットはネックブレースで有名なメーカーなんだけど、ニーブレースにも今力を入れているんです。
そんなリアットから出されている、Knee Brace C-Frame Pro Carbonはカーボンだから軽くて、Cフレームの独自システムによって膝への負荷が減っています。
・医学的に認定された構造だけど、自然な膝の動きをするからライディング時でも快適
・Cフレームの3点力配分により膝への負荷が大幅に軽減
・骨折する前にCフレームが破損する仕組み(テスト済み)
ニーブレースは何を買ったらいいのかわからない、という方はリアットを買っておけばまず間違いはないでしょう。
ネックブレース


役割:首の保護
平均価格:3万円
ネックブレースはその名の通り、首および脊髄を保護するためのものです。
プロのライダーはそのリスクを負ってでもスピードを求めているけど、初心者はケガのリスクを減らした方がいいと考えています。
まぁ、普通に考えれば当たり前ですよね…
もちろんぼくは使用していました。自分のヘタさ加減を認識していたので。
キッズライダーのネックブレースの使用率は高いが、大人になるにつれて低くなっている傾向があります。
リスクを負ってでもスピードをとるか、それともリスクを回避するか
社会人ライダーなら考えるまでもないかと思います。
でも慣れれば違和感はない
とはいえ、ネックブレースをしていたとしてもそこまで違和感はありません。
マジで最初だけっす。
慣れてしまえば問題ないし、そもそもこれくらいでスピードが劇的に変わるわけでもない。
だったらまずは使ってみて、リスクを軽減することがベストな選択肢でしょう。
【ネックブレース編】オススメのメーカー


ニーブレースのオススメのメーカーはリアットです。
リアット【GPX 5.5】
現役のときはアルパインスターのネックブレースを使っていたんだけど、転倒するごとにぶっ壊れて、毎回テープで固定してました。
だからその反省点を踏まえて、今買うのであればシンプルにリアットをオススメしています。
チェストプロテクター


役割:胴の保護
平均価格:1.5万円
これもいうまでもない必需品の装備であるプロテクター。
転倒時の衝撃の緩和と、前を走行しているバイクから跳ね上がる小石などから体を守ることができる。
レースのレベルも上がってくると当然周りのライダーのスピードも上がってくる。
そうすると本当に小石を全力で胸に投げつけてくるかのように衝撃がある。
またプロテクターは脇腹まで保護できているものがいい。
体の前と後ろの2面しかないものがあるが、それだと肋骨がポキッとなってしまうぞ…orz
アウターとインナーどっちがいい?
結論からいうと、どっちでもOKです。
なぜなら、モトクロスウェアはとても薄い生地なので、アウターだろうがインナーだろうが安全性への影響はありません。
メリットとデメリットを表にまとめてみました。
アウター | インナー | |
---|---|---|
安全性 | ○ | ○ |
価格 | △ | △ |
見た目 | △ | ○ |
洗いやすさ | × | ○ |
ジャージ , パンツ


役割:体全体の保護
ジャージ , パンツに関してはそれぞれのセンスでOK。
最初のうちは、型落ちしたジャージが安価で売られているのでそれをオススメする。
なぜならモトクロス初心者のうちは、転んでまた転んで、どうせ明日も転ぶのでウェアはズタボロ。
なので、ジャージに関しては正直なところかなり消耗品に近くなるイメージでOKだ。
2着は絶対に必要
ジャージは2着は必ず持っておいてもらいたい。
なぜなら…洗濯するのがクッソめんどくさいからだ!
土曜日に練習して、日曜日も練習かレースだった場合には洗濯する時間もないだろう。
また練習すると必ずといっていいほどドロッドロになるため、普通に洗濯機で洗っただけでは汚れは落ちない。
固形石鹸でゴシゴシしなければキレイにならないので、練習後にそれをするのはかなりキツい。
また、余裕が出てきたらレース専用のジャージを購入するのもありだろう。
仲間や友人に写真を撮ってもらった時に最先端のデザインのジャージだとかなり映えるぞ!
ちなみにぼくはレース専用ジャージはヒート1用とヒート2用の2着を持っていたぞ。
ゴーグル


役割:目の保護、視界の確保
ゴーグルのメーカーはたくさんある。
上位モデルと下位モデルがメーカーによってラインナップされているが、ゴーグルは下位モデルで全く問題ない。
上位モデルだからといって、あまり安全性には影響はないし少しだけフィット感が劣るくらいだからだ。
レースをするなら2つは欲しいところ
レースに参戦していくと、ゴーグルは1つだけだと不安だ。
マディの時の練習走行だけでも、すぐにぐちゃぐちゃになってしまう..orz
ティアオフというレンズの上に貼るフィルムを買えば問題はないが、ゴーグルは2つはほしいところ。
セール品を狙うのもアリだし、仲間からもらうのもイイだろう。
【ゴーグル編】オススメのメーカー


オススメはなんといっても、現役時代に3つ所有していた100%です。
100%ゴーグルの特徴は2つあります。
・その①:ジム感のある独特のデザイン
・その②:視界がとても広い
何といってもこのガンダムの「ジム」を放出とさせる、カッコいいデザインが特徴です。
また極限まで視界を広げるために設計されたフレームによって、ライディングにも少なからず影響を与えてくれます。
つけてみればわかるんだけど、マジで他のゴーグルとは違った視界の広さを体感することができます。
マジでこれはベストバイっすよww
グローブ


役割:手の保護、グリップ力の向上
グローブはほぼ消耗品と言っても過言ではない。
かなりの頻度で新しいものを買うことになるので、あらかじめ2つ買っておくのもありだと思う。
値段もそこまで高くはない。
グローブも他の装備と同じで、メーカーによっては上位モデルと下位モデルがラインナップされている。
だが正直なところ、グローブはあまり上位モデルにこだわる必要はないかと思う。
いいものを買ったとしてもグローブ自体の生地が薄いので、そこまでタフネスがはっきりいって…ない!
生地を厚くしてタフネスをアップさせたとしても、今度は操作性が悪くなってしまうので、メーカーは薄く作らざるをえない。
また、マディなどのコンディションで一度手をついてしまうと、グリップ性能は損なわれてしまうし、練習するとすぐにボロボロになる。
以上のことから、グローブを購入する際はデザイン性で選べばOKだ。
アンダーウェア


役割:運動機能の向上
アンダーウェアはモトクロス用でなくてもまったく問題ない。
むしろ他のメーカーの方がいいかもしれないw
ぼくはアンダーアーマーのピッチピチのアンダーウェアを愛用していた。
汗をかいてもすぐに乾くし、とても肌触りがいいのでオススメしたい!
また、お腹が出ていたり、胸筋が発達していないとカッコよく着こなすことができないので、筋トレするモチベーションにもつなげることができる。
ソックス


役割:ニーガードやブーツのズレを防止、足への衝撃の緩和
ソックスはなんでも良いが、なんだかんだでモトクロス用を買う必要がある。
理由はモトクロス用のソックスは生地が分厚くて長いからだ。
ブーツは膝下までカバーしているため、ソックスもブーツ以上の長さが必要。
また、なんと言ってもブーツをかいしてくる足への衝撃を緩和する役割もあるため、なんだかんだでそれに適応しているソックスはあまりない。
なのでソックスを選ぶのであれば自ずとモトクロス用となる。
こちらも価格もそれほど高くはないため、複数枚持っていることをオススメする。
【ソックス編】オススメのメーカー
とはいえ、ソックスは消耗品だから海外メーカーだと高すぎるんです。
5,000円以上するものもある。
なので、ぼくも現役時代に使っていたRSタイチさんのロングタイプのソックスがオススメ。
すぐにヘタってダメになるから、複数枚買っておきましょう!
ウエストベルト


役割:腰の保護、体幹の補佐
ウエストベルトは、腰を保護する要素よりも体を安定させるために持っておきたい装備の1つ。
ぼくの経験上、ウエストベルトをしていてケガを回避できた!ということはなく、体を安定させライディング向上が主な役割となる。
はじめの頃はメリットがわからなかったので特に使ってはいなかったが、今ではウエストベルトがないと変な感じがするので試しにつけてもらいたい。
なぜなら付けたほうが体のコア(核)を安定することができるからだ。
安定させることで、ライディング時の内臓の揺れからの疲労を軽減する効果がある。
価格はそこまで高くはないので、ぜひ試してもらいたい。
まとめ
・モトクロスやエンデューロの装備は11つある
・最も安全に関わる5つの装備は上位モデルを買おう
おさらいとなりますが、ケチらずに上位モデルを買って欲しい装備は以下の5つです。
1:ヘルメット
2:ブーツ
3:ニーブレース
4:ネックブレース
5:プロテクター
モータースポーツにおいて自分の体を守ることは当たり前なので、少しでも安全性の高い装備を買ってケガをする確率を極力下げましょう!
お金でケガをする確率を下げれるのであれば、全力で備えるべきだと思います!
というわけで今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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