いつかバイクで空を飛びたいーー。
そんな風に恐怖感を克服してジャンプができたら、どれだけ嬉しいだろう?
こんにちは、元NAのジョンです。
この記事ではモトクロスについてわからないという方にむけて、できるだけ良さを知ってもらいたいため記事を書いている。
モトクロスについて知りたいという方の参考になれば幸いだ。
まず最初に言わせてほしい。
モトクロスとはとてもクレイジーで最高なモータースポーツである。
わたしはモトクロスを約7年行っていた経験があるので、それなりにモトクロスという競技を知っているつもりではある。
結論から言おう。
モロクロスは…ムッチャクチャかっこいいのだ!
モトクロスを知らない人がこの記事をみて興味を持ってくれたら嬉しい。
・モトクロスのルールがわかる
・モとクロスの魅力がわかる
・モトクロスのレースについてわかる
さっそくいってみよう!
【危険!?】モトクロスとは最高にクールなモータースポーツだ!【マジかっこいい】
まずはモトクロスという競技のルールから解説していこう。
ルール
モトクロスのルールは単純明快。
制限時間内に最も多く周回したものが勝者となる。
レースなのでとにかくスピードが必要な競技である。
競技時間はライセンスによってさまざまなので、一概には言えないが約10分〜30分。
シーズンを通して最もポイントが高いものが年間シリーズチャンピオンとなる。
コース
モトクロスのコースは舗装されていないため、それぞれのコースの土質によって特性が異なる。
そのためライダーにとっては、それぞれのコースのクセをいち早く掴むことが重要となる。
コース上にはジャンピングスポットがあり楽しい。
コーナーが多いコースもあれば、少ないコースもあり最高速度は100km/h近くまででるコースもある。
車両
モトクロスで使われる車両はモトクロッサーというレース専用の車両を使われる。
こちらがレースで使用されるモトクロッサーという車両(写真はホンダのCRF250R)。
レース専用なので馴染みのある部品が……ないのだ。
・キー
・ミラー
・ライト
・サイドスタンド
・ナンバープレート
そして車両のみてわかると思うが、サスペンションが長い。
そのため舗装されていない、不整地なコースでもスピードを出すことができたりジャンプした後の着地でも衝撃を吸収することができる設計となっている。
不要な部品は外す。
とにかく軽く。
各メーカーのモトクロッサーの重量は平均して約110kg。
これがどれだけ軽いかというと、、、ほぼスーパーカブと同じ重量なのである。
そしてメインのエンジンは単気筒。
単気筒:シリンダーの数が一つのエンジン
単気筒であるため、大きなトルクを実現することができる。
魅力とは
モトクロスの魅力はたくさんあるが、ここでは3つにわけて説明していきたいと思う。
・その①:ジャンプ
・その②:毎回変わるコース
・その③:横一線のスタート
・その④:バイク、ウェア全てがかっこいい
1つずつ解説していこう!
その①:ジャンプ
ジャンプはモトクロスの一番の醍醐味といっても過言ではない。
普通に考えて、人とバイクの合計200kgが空中を飛んでいるという光景を実際にみてみると不思議に感じる。
とにかくかっこいいのだ。
逆にライダー目線に立つと飛んでる瞬間は非常に気持ちいい。
なんだか…そう鳥になっているのかのよう(汗)
その②:毎回変わるコース
モトクロスとはオフロード。それすなわち舗装がされていないということである。
であれば当然コースコンディションが週毎に変わっていくことになる。
ライダーからすれば正直なところベスコン(ベストコンディションの略)であり続けてほしいのだが残念ながらそうはいかない…
散水後のウェットだったり、土砂降りの雨によるマディコンディションなどさまざまだ。
逆に観戦者からするとそれもまた魅力となるはず。
その③:横一線のスタート
モトクロスが好きな人にとってスタートが一番好きな人も少なくないはず。
一斉にスタートする様はみていて圧巻。
徐々にスロットルを開けていき、5秒前になるとそれはそれは凄まじいサウンド。
聞いている方からすると耳を塞ぎたくなるような爆音だが、実際のライダーはここがアドレナリンマックスの状態なので全くわからない(笑)
むしろ逆に5秒前は、「ウォッシャー!!」と叫んでいたのを思い出す(笑)
その④:バイク、ウェア全てがかっこいい
「いや…もぅすべてかっこいい」とわたしは強く思う。
もう全部。本当に全部。
ヘルメットの形状やゴーグルというかっこよさ。
見た目はもはやヒーローみたいではないか!
まずは見てみる!
まずはモトクロスという競技を実際に見てみることから始めるといい。
なぜなら写真や動画だけでは伝わらない、音、振動、雰囲気は見てみないとわからない。
初めてモトクロッサーを見る人はその大きさに驚くと思うし、排気音にも驚くことだろう。
初めて250ccのモトクロッサーのエンジンをかけてみた時の感動は今でも忘れない。
そして単気筒の独特なサウンド「ド・ド・ド」というサウンドでご飯は5杯は食べれる。うん。それは嘘。
だがぜひ会場に足を運んでみてほしい。
レースを見てみる
レースといっても大きく分けると、全日本選手権と地方選手権の2つにわけることができる。
全日本選手権とは
全国各地のモトクロスコースで、年間8戦を行うレース。
・国際A級(IA1 , IA2)
・国際B級(IB)
・レディースクラス
地方選手権とは
全日本選手権に参加する資格があるのは、国際ライセンスであるIA , IBのもののみ。
そのため国際ライセンスを得るために各地方毎で地方選手権を行い、ポイントランキングで戦う必要がある。
なお、運転免許証を所持しているのであれば、申請さえすれば国内B級ライセンスを取得可能だ。
また、地方選手権は8地区で行われている。
・北海道
・東北
・関東
・中部
・近畿
・中国
・四国
・九州
モトクロスの始めるぞい
MXスクールや試乗会
まだバイクやオフロードに慣れていない方は、全国で開催されているスクールに参加することをオススメする。
国際ライダーが丁寧に教えてくれる機会もあるので非常にオススメだ。
いきなり250ccのモトクロッサーを購入してコースにいってブイブイ言わせるのはやめたほうがいい…
ケガするだ。
大型バイクに乗ったことがあって250ccのモトクロッサーを乗って見てみると、犬とサラブレッドの馬くらいの違いがある。
レスポンス、軽さ、トルク。
全てにおいてそこら辺の大型バイクより優っている。それこそがレーサーバイクである。
バイクは得意だ。いざコースへ
これから始めたいという方はまずは…資金が必要だ。
わたしもモトクロスを始めた時は度重なる出費でガッカリしたことがしばしばある。
「あれ、あの特殊工具買わないと外せねぇ〜」
「あ…パンクしてらぁ…」
「装備はいいもの買わないとケガする…」
と出費がかさむかさむ(笑)
モトクロスの始め方については、別の記事で細かくまとめていきたいと考えているのでご期待してほしい。
本音を言うと最初のモトクロッサーだが、正直にいうと新車がいい。
約800,000円と高額だが、レーサーならば新車を最初から購入することをオススメする。
が、この先も続けるかまだわからないし、レースにも参加するかわからないと言う方は中古のモトクロッサーでもOKだと思う。
まとめ
・モトクロスは魅力がたくさんあるモータースポーツ
・バイクに乗ってない人はスクールからがオススメ
・モトクロスを始めるならある程度出費が必要。
モトクロスという競技については正直なところこの記事だけでは魅力は十分に伝えることはできない。
やはり現地に行って観戦してからこそ初めて魅力が伝わると思う。
なのでまだ実際にモトクロスを見たことがない人はぜひ現地に行ってみてもらいたい。
そしてモトクロスの楽しさを体感してエキサイティングなことを知ってもらいたい。
というわけで今回は以上。
最後までご覧いただきありがとうございました!