こんにちは、元NAのエディです。
この記事はモトクロスをこれから 「真剣に始めてみたい!」という人に向けて、経験談をもとに細かく解説している記事になります。
最初にこの記事をみるにあたっての注意点が1点あります。
林道ツーリングなどとは違って、ガチでモトクロスを始めて、いつかレースにも参戦してみたいという人向けの記事です
本格的に趣味としてモトクロスをやってみたいという方に向けて書いているので、林道ツーリングなどのジャンルとはまったく違います。
なので、その点はあらかじめご了承くださいね。
また、「モトクロスに興味はあるけど、まずはどんなものか体験してみたい!」という方には、全国で体験スクールを開催しているので、そちらから参加してみるのをオススメします!
では、大きく以下7つにわけて解説していきます↓
・STEP①:モトクロッサーを買う
・STEP②:装備をそろえる
・STEP③:工具を買う
・STEP④:トランポを買う
・STEP⑤:ガレージを借りる
・STEP⑥:練習する
・STEP⑦:レースに参戦してみる
サラッと書いてしまってはいるんだけど、実際にレースまでやろうとすると半年〜1,2年はかかります。
まぁモトクロスといえど、あくまでモータースポーツなので敷居は高いけどその分エキサイティングな体験が待っていますよ。
エンデューロをやりたい人も内容は同じです
モトクロスとエンデューロは似て非なるものだけど、とっかかりは同じです。
なのでエンデューロを始めたいという人にもきっと参考になるはずですので、少しでもの参考になれば嬉しいです!
・元NAがガチで初めてみたいという人に始め方を解説します
・何から手をつければいいかがわかります
・レースまでの明確なステップがわかります
さっそくいってみよう!
【入門版】元NAがモトクロスの始め方と費用を解説【始めるには意外とお金が必要】


まず最初にモトクロスのルールについて軽くおさらいをしておきましょう。
ルールはむちゃくちゃシンプル
制限時間内にもっとも多く周回したライダーが勝者
とにかく他のライダーよりも、より速く、より多くコースを周回すればいいだけなんですねww
まぁ、このルールはモータースポーツ全般にあてはまりますけど。
競技時間はライセンスによって異なってくるから一概にはいえませんが、おおよそ10分〜30分です。
そして、シーズンを通して最もポイントが高いライダーが年間のシリーズチャンピオンとなります。
特徴はジャンプでしょ!
ぼくが考えるモトクロスの特徴は3つあります。
・特徴①:ジャンプ
・特徴②:毎回変わるコース
・特徴③:横一線のスタート
モトクロスの一番の特徴、そして魅力はジャンプでしょう。
目の前でみると、それはもう凄まじい迫力で興奮すること間違いありません。
実際にライダーとしても、ジャンプしているときはなんだか「不思議な感覚」になります。
だって空飛んでるしww


横一線からのスタートは他のモータースポーツのレースにはありません。
そしてモトクロスくらい興奮するスタートは他にありません。
ちなみに、ライダーとしてのスタートは毎回緊張しますww
(マジでゲボ吐きそうになる)
一言でモトクロスをまとめると…
最もクールでエキサイティングなモータースポーツでしょう。
エンデューロとの違いとは
一言でいうと、モトクロスはスプリントレースで、エンデューロは耐久レースで大きくイメージしてもらえればOKです。
↓以下の表に違いをまとめてみました。
モトクロス | エンデューロ | |
---|---|---|
ルール | 規定時間内に何周できるか | 規定時間内に何周できるか |
コースの長さ | 短い | 長い |
レース時間 | 短い | 長い |
ジャンプ | ある | ない |
スタート | 横一列でスタート | マラソンのようなスタート |
ちなみに、あなたがやりたいのはモトクロスであっていますよねww
7つのSTEPで解説
では、何をどのように準備していけばいいのか7つのSTEPにわけて解説していきます。
・STEP①:モトクロッサーを買う
・STEP②:装備をそろえる
・STEP③:工具を買う
・STEP④:トランポを買う
・STEP⑤:ガレージを借りる
・STEP⑥:練習する
・STEP⑦:レースに参戦してみる
まずは、モトクロッサーについて解説していきますね。
STEP①:モトクロッサーを買う


バイクがなきゃ何にも始まりません。
モトクロッサーの基礎知識
ちなみにオフロードバイクといっても2種類あるというのはご存知ですか。
・トレール
・モトクロッサー
まずは車体をみてもらえると、何となく違いがわかるかと思います。
↓トレール(セロー)


↓モトクロッサー(CRF250R)


トレールは公道を走ることができるバイクで、それに対してモトクロッサーは競技専用の車両です。
以下の表にそれぞれの特性をまとめてみました↓
モトクロッサー | トレイルバイク | |
---|---|---|
公道 | × | ○ |
重量 | ○ | △ |
出力 | ○ | △ |
価格 | △ | ○ |
「これからガチでモトクロスにチャレンジしてみたい!」という方はモトクロッサー一択です。
モトクロスコースをトレールで走行することは可能だけど、いくら走り込んでもうまくはなりません。
なぜなら、トレールに乗ってしまうとそれに対しての最適な乗り方になってしまうから変なクセがついてしまうからです。
クセを修正するのにもさらに時間がかかります。(まさに負の連鎖…)
なので本格的にモトクロスをやる!と決意したのであればモトクロッサー一択です。
モトクロッサーと言っても、さまざまな排気量がありますし、2stも存在しています。
初心者が買うべきは4stの250cc!
初心者の方が最初に買うべきモトクロッサーは、250ccの4stでOKです。
ホンダのCRFをベースに排気量別でそれぞれを比較してみました↓
CRF150R (150cc) | CRF250R (250cc) | CRF450R (450cc) | |
---|---|---|---|
希望小売価格 (消費税込み) | 503,700円 | 847,000円 | 995,500円 |
全長×全幅×全高 (mm) | △ (1,832×770×1,133) | ○ (2,181×827×1,260) | ○ (2,183×827×1,260) |
車両重量 (kg) | ◎ (82.9) | ○ (108) | ○ (112) |
乗りやすさ | ◎ | ○ | ○ |
扱いやすさ | ○ | ○ | △ |
パワー | △ | ○ | ◎ |
大人から150ccは物足りないし、何よりも車体が小さい。
そして450ccだと初心者はまず乗れません。
250ccはこれといった特徴はないものの、初心者にとってもっとも扱いやすい排気量だと考えています。
昔は2stが主流だったけど、令和の今では4st一択です!
まとめると250ccの4stのメリットは以下の2つです。
・その①:フルサイズ
・その②:扱いやすいパワーバンド
中古 or 新車?
初心者だからって、中古のモトクロッサーを買う人がいるんだけど、それは絶対にやめておいた方がいいです。
理由は2つあります。
・その①:エンジンやサスペンションの性能MAX
・その②:上達スピードが桁違いにはやい
なにを隠そう、このぼくも最初に買ったのは中古のモトクロッサーですww
偉そうにいっておきながらすみませんww
トレールであれば中古でも問題ないんだけど、レーサーのモトクロッサーであれば新車の方が修理代やパーツの消耗を考慮しても安くつきます。
中古で買った場合、すべてがへたっていて、すぐにパーツの交換が必要になってきて、結果的には「新車よりも高くつくじゃん!」っていうのがザラにあります。
また、中古に乗って練習するよりも、新車に乗って練習した方が圧倒的に上達スピードがはやくなります。
これは確実にいえますね。
・モトクロッサーは競技専用の車両
・初心者は4stの250ccでOK
・中古ではなく新車モトクロッサーを買う
STEP②:装備をそろえる


当然ながら、モトクロッサーだけあってもすぐにコースで走れるわけではありません。
装備は全部で11個あります。
ギア | 上位モデル | 下位モデル (安物でOK) |
---|---|---|
ヘルメット | ○ | |
ブーツ | ○ | |
ニーブレース | ○ | |
ネックブレース | ○ | |
プロテクター | ○ | |
ジャージ , パンツ | ○ | |
ゴーグル | ○ | |
ソックス | ○ | |
アンダーウェア | ○ | |
グローブ | ○ | |
ウエストベルト | ○ |
ここで注意していただきたいことが1つあります。
装備は最上級グレードのものを買いましょう!
モトクロスという競技はとてもエキサイティングでカッコイイ反面、常に危険と隣り合わせのモータースポーツです。
なので他の競技と比べても圧倒的にケガをするリスクは高いです。
ぼくが地方選手権を一緒に周っている時のメンバーも、毎回誰かが骨折や打撲をしている状態だでしたww
「病院行ったら、折れてたわwww」
「えっ、まじっすか!?」
このような会話はザラにあります。
ある程度のケガはお金で買うことができる
ぼくが幸いにもモトクロスを7年間やってきて大きなケガをしなかったのは、装備にお金をかけていたことがとても大きかったです。
もちろん運もある。
だけど、誰よりも装備にお金をかけていたことは、少なからずケガをする確率を最大限に減らすことができていたはずです。
社会人(大人)の方でこれから始めたいという方は、ケガをして会社に迷惑がかからないように、極力上位モデルを買うべきです。
上位モデルを買ってほしい装備
・ヘルメット
・ブーツ
・ネックブレース
・ニーブレース
・プロテクター
上記の装備は、かなり安全性に影響があるから必ずメーカーの上位モデルを購入しましょう。
装備についての詳細は以下の記事でまとめているから、合わせて読んでもらいたいです。
ちなみに、上位モデルの装備を身につけることでもう1つのメリットがありあます。
安心感が爆上がりする
ガッチガチに身を守っていることで、走行するときもかなり安心感があります。
なので、練習やレースでも安全を担保したうえで、ガンガン攻めることができるから結果的に上達スピードも早くなります。
これは実体験です。
壊れかけのブーツを履いていた時よりも、アルパインスターのテック10を履いたことでかなり恐怖心がなくなりました。
「オレはサイボーグである」と自分に言い聞かせて、なんとかNAまで昇格することができたのでww
・モトクロスに必要な装備は全部で11個
・ケガはある程度お金で買うことができる
・安全性に関わる装備は上位モデルを買おう
STEP③:工具を買おう


モータースポーツにおいて、工具は必ず必要です。
これはいうまでもないですね。
オススメはKTCの工具セット


ぼくも最初は、ホームセンターや工具ショップで買えばいいと思っていたんだけど、それをしてしまうとかなり手間になる。
「あれがいる」「これがない」と。
なのでこれから始めたいという方には、KTCの工具セットをこのブログではオススメしています。
ちなみに、ぼくもKTCの工具セットで地方選手権まで戦っていましたよ。
KTCは日本の工具メーカーで、自動車全般に関わっている人で知らない人はいないほどの超一流メーカーです。
なのでメイドインジャパンのクオリティで作られているから、当然「ナメる」「ガタが大きい」という初歩的な不具合はありません。
とはいえ、工具セットだけだとモトクロッサーのすべてをメンテできないし、作業効率も悪かったりします。
なので、+αで必要な工具が以下です。
・その①:T型レンチ
・その②:32のソケット
・その③:タイヤレバー
詳細は上記の記事にしっかりと写真付きで解説しているから、合わせて読んでもらいたいです。
STEP④:トランポを買おう


「トランポって何?」という方にむけて説明しておくと、トランポとはトランスポーターの略でバイクを運ぶための車のことを言います。
トランポっと聞くとハイエースを思い浮かべる人も多いはず。
だけど安心してほしいんだけど、ハイエース以外の人もたくさんいるから。
かくいうぼくもハイエースを所有したことはなくて、ミニバンのサードシートを外してトランポ替わりに使っていました。
ミニバンだと乗り心地がいいからコースまでの道のりが快適なのよね。
ただ、軽トラに乗っている人もそりゃ〜もちろんたくさんいるんだけど、地方選手権など各地を転戦していく場合は軽自動車だと移動がムッチャしんどい…
軽トラのパワーに対して、バイクや工具などを積んだ状態だとまったく走らない…orz
僕はそれが逆に危ないと思うんだよね。
↓トランポのメリットとデメリットをまとめてみました。
ハイエース | ミニバン | 軽バン | |
---|---|---|---|
価格 | △ | △ | ○ |
容積 | ○ (バイク3台) | △ (バイク1台) | △ (バイク1台) |
パワー | ○ | ○ | × |
だから、最初は軽トラでもOKだけど、徐々にステップアップしたいのであればやはりハイエースやキャラバンがオススメ。
トランポは中古一択
あと、トランポは中古でOKです。
モトクロスを始める人って大きくわけて2つにわけることができると思っていて…
・子供(自分でお金を稼いでいない)
・社会人(自分でお金を稼いでいる)
んで、社会人から始めようとすると当然お金をたくさん持っている人もいる。
だからその勢いで「どうせ通勤に使うしな…」と言う思考でつい新車を購入する人がいるんだけど、僕の考えとしてはトランポは中古、そしてモトクロッサーは新車。
ぜっっっったいにこの方がいい。
そもそもモトクロスって公道を走るツーリングじゃなくてレースなんですよね(当たり前のことを言ってしまっている…)。
だからいくらトランポを他の人たちよりも豪華で高級ないい車に乗ったとしてもレースに勝たなければまったく意味がない。
「俺は草レースレベルでいいんだよ」と言う方も、草レースだろうが地方選手権であろうがレースはレースだから勝たなければ意味がないわけですよ。
であれば買った時から全ての部品が新品でエンジンをヘタっていない新車を買うべきだ。と僕は考えています。
あと上述した装備も上位グレードを買うべし。
繰り返しになるけど、トランポは中古でOK!
余裕があればJAFに入会しておこう
簡単に説明すると、日本自動車連盟(JAF)とは年会費を払うことで様々なロードサービスを受けることができるサービスです。
具体的には以下。
・キーの閉じ込み
・タイヤのパンク
・バッテリー上がり
・高速道路上での燃料切れ
これらの他にも様々な、自動車に関するアクシデントに対応してくれます。
↓3分のアニメ動画でJAFの特徴がわかるのでぜひご覧ください!
ではなぜ、モトクロスの活動においてJAFに入会した方がいいのかというと、モトクロスコースは市街地からかなり離れていて、なおかつ山奥にあるからです。
そもそもコースが山奥にあるから、舗装されていない路面がたくさんあるし、地方選手権となると走行距離が長く、高速道路を使う頻度が格段に上がります。
そのぶん、自動車(トランポ)でのアクシデントの確立が一気に増してしまいます。
また、レース活動では前日移動(基本的には深夜になる)が多く、その時にアクシデントがあればどの業者もサポートはできないでしょう。
1つのアクシデントで元が取れる
年会費の4,000円さえ払っておけば、何度要請しても0円です。
なので、以下のようなアクシデントに見舞われても、たった一発で4,000円の元を取ることができます。


以上のことから、モトクロス活動をするのであれば、日本自動車連盟(JAF)に入会しておいた方がトータルでお得ということになります。
\ 入会すれば何度要請しても0円! /
日本自動車連盟(JAF)の公式サイトで入会する
STEP⑤:ガレージを借りよう


ガーレジはMUST
本格的にモトクロスを始めようと考えるのであれば、ガレージは借りた方がいいです。
なぜなら、モトクロッサーはレース専用車両のため、かなりの頻度で整備を行う必要があるからです。
・オイル交換
・タイヤ交換
・各パーツ潤滑
ぼくの後輩でアパートの駐輪場で整備していた人がいたんだけど、はっきり言ってそれはNGです。
共用スペースで匂いもする整備をするのは人としてもおかしいですよねww
また、モトクロス活動をしていると勝手に備品が増えてくるため、それを踏まえてもやっぱりガレージは必要となります。
ガレージはすぐには見つからない…
モトクロッサーを整備できるガレージは、残念ながらあまりありません。
というのも、バイクのガレージ自体に倉庫としての需要がないので、供給がないからです。
なので、まずはネットで検索して近くにレンタルガレージがあるか確認してみましょう!
オススメは【加瀬のトランクルーム】です。
ポイントは2つあります。
・ 全国1,300ヶ所、65,000室以上あるため見つけやすい
・ サイズは0.7帖~8帖まであるからモトクロッサーの整備も可能
近くに良さそうなのがあれば、ぜひ問い合わせをしてみてください。
なぜならぼくも何度もあったんだけど、供給が少ないからすぐに埋まってしまう可能性があるからです。
(以外に予約待ちだったりしますので)
STEP⑥:練習する


モトクロッサーも買ったし、ガレージも契約した!では次はいよいよ練習です。
モトクロスを上達する秘訣は、とにもかくにも乗り続けることです。
それが最短で最速に上達することができる方法です。
・コーナリング
・ジャンプ
・スタート
これらは走っていくうちに誰でも上達することができます。
どんなことでもそうですが、ある一定の技術まではすぐに到達することができます。
そしてその一定より上を目指すのはかなりハードルが高くなり、才能も必要になってきます。
だけど練習すればどんどん上達することができるから、可能な限り乗り続けるようにしましょう。
筋トレは超重要
ガチで始めるのであれば練習と合わせて、家でしっかりと筋トレをしましょう!
でないとレースでは、まず勝てません。
↓ちなみにぼくは、以下のようなスケジュールでトレーニングをしていました。
・月曜日:オフ + プロテイン
・火曜日:筋トレ + プロテイン
・水曜日:筋トレ + プロテイン
・木曜日:筋トレ + プロテイン
・金曜日:筋トレ + プロテイン
・土曜日:練習 + プロテイン
・日曜日:練習 + プロテイン
適当に走っているだけでは、NAにはなれないんですよね。大人から始めた人なら特にそうかな。
ちなみにプロテインは毎日飲むのがオススメです。てか飲まないとせっかくトレーニングしているのにもったいない!
オススメのメーカーは【Myprotein】
とにかくコスパが最強で、タンパク質の含有量率がとても高いから、ぼくは引退した今でも飲んでます。
\ ヨーロッパNO.1のプロテイン /
【Myprotein】の公式サイトで詳細をみる
マイプロテインのオススメの味は上記の記事にまとめているから、興味があれば読んでみてください。
ジャンプは練習すれば必ず飛べる
モトクロスのジャンプに憧れて初めてみたものの、いざやろうとすると怖いですよねww
ぼくもそうでした。あるあるです。
でも安心して欲しいのは、必ずあなたも練習すれば飛べるようになるということです。
ぼくも始めた当初は怖くて怖くてジャンプすることができませんでした。
でも、コブから徐々にステップアップすることでバンバン飛べるようになりました。
今では(引退したけど…)、日本国内のコースであれば、全てのジャンプを飛べることができます。
きっと大丈夫。でも、何度もいうように装備だけは上位モデルを買っておきましょうね。
・モトクロスを上達する秘訣は毎週乗り続ける
・平日は筋トレに励んで、プロテインも摂取
・ジャンプは少しずつ飛距離を伸ばしていけば必ず飛べる
STEP⑦:レースに参戦してみる


ある程度の実力がついてきたら、レースに参戦してみることをオススメします。
せっかくモトクロスを始めたのにレースに参戦しないのは、とても勿体無いといえます。
初心者の方は、以下のような手順でレース活動に参加していくのがいいでしょう。
・STEP①:草レースに参戦する
・STEP②:地方選手権に参戦する
まずは「モトクロス 草レース」でググってみると、何件かヒットするはずなので、住んでいる近くの草レースに参戦してみることをオススメします。
草レースとはいえ、初心者から上級者までのクラスにわけられているから、レース初めての人でも安心して参加することができます。
ハードルはとても低いから、とりあえず1回でてみましょう!
地方選手権にチャレンジ
地方選手権とは、全日本選手権の1つ下にあたるレースカテゴリです。
まずはNB(国内B級)からのスタートになります。
運転免許証があれば、NBライセンスは取得可能です!
ライセンス | 地方選手権 | 全日本選手権 |
---|---|---|
NB (国内B級) | ○ | × |
NA (国内A級) | ○ | × |
IB (国際B級) | ○ | ○ |
IA (国際A級) | ○ | ○ |
全日本選手権に参加する資格があるのは、国際ライセンスであるIA , IBのもののみです。
そのため国際ライセンスを得るために各地方毎で地方選手権を行い、ポイントランキングで戦う必要があります。
また、地方選手権は以下の8地区で行われてます。
・北海道
・東北
・関東
・中部
・近畿
・中国
・四国
・九州
詳しくは以下のMFJ公式サイトをご覧ください。
「ガチでレースをやってみたい!」という方は、以下の記事にレースについてまとめているから参考にしてみてください!
・まずは草レースから参戦しよう
・レースに慣れてきたら地方選手権にチャレンジしよう
・最初はNB(国内B級)からスタート
モトクロスを始める費用を大公開


最初にモトクロスの活動にかかる費用をいうと以下です。
モトクロスを始める費用 | 3,615,000円 |
1回の走行にかかる費用 | 10,000円 |
1回のレースにかかる費用 | 38,700円 |
でも安心して欲しいのは、オンロードと比べるとかなり費用が少ないのです。
また、4輪ではなく2輪なのでさらに費用が少ないです。
・2輪 < 4輪
・オフロード < オンロード
つまり、様々なモータースポーツの中ではとても少ない費用で活動できるのがモトクロスです。
ぼくの友人でオンロードバイクのレース活動をしている人にいつも驚かれます。
とはいえ、モトクロスも立派なモータースポーツだから、毎月の費用はそれなりにかかってしまうけどww
この記事では主に2つの費用にわけて解説していきたいと思います。
・モトクロス活動を始めるためにかかる費用
・地方選手権(レース)に参戦した場合の費用
算出した費用は、個人の状況やコースの場所など、いろんな要素で大幅に変わってきますので、あくまで参考という解釈で見てもらえてば嬉しいです。
初期費用は結構かかる
項目 | 費用 |
---|---|
新車モトクロッサー | 800,000円 |
中古のトランポ (程度の良いハイエース) | 2,500,000円 |
装備一式 | 250,000円 |
ガレージ代(月々) | 15,000円 |
工具セット | 50,000円 |
合計 | 3,615,000円 |
総額はざっと【3,615,000円】です。
何度も言いますが、これはトランポも何も持っていない人を想定した金額です。
またこのブログでは、モトクロッサーを買うのであれば最初から新車のモトクロッサーを購入することをツ・ヨ・ク・オススメしています。
また、安全に大きく影響する装備はメーカーの上位モデルの購入をオススメします。
マジでへなちょこの装備だとケガしますし、ケガしてからだと遅いんですよね。
そのため少々高めの設定となっているけど、実際にこうして表にしてみるとみんな似たような感じで費用はかかっているはず。
なんだかんだでモータースポーツですからねww
(あまりオススメしませんが、僕は自動車(トランポ)とモトクロッサーはローンで支払っていました…(汗)あの時は一番キツかった…)
1回走行した時にかかる費用
これは毎回走行するのに必要な費用です。
項目 | 費用 |
---|---|
ハイオク代 | 1,500円 |
交通費 | 3,000円 |
走行料 | 4,000円 |
朝食、昼食代 | 1,500円 |
合計 | 10,000円 |
総額はざっと【10,000円】。
経験上では、1回走行するにもこれくらいはなんだかんだでかかってしまうと思いますね。
コースが家の近くにあったり、回数券などを利用することでもう少し費用を抑えれることは可能だと思います。
地方選手権(レース)に参戦した時の費用
では最後に地方選手権を想定したレースに参戦した際の費用を解説します。
地方選手権は関東を想定して記載しています。
項目 | 費用 |
---|---|
エントリー料 | 13,000円 |
トランスポンダ レンタル料 | 2,000円 |
交通費(高速代含む) | 10,000円 |
お風呂代 | 700円 |
飲食代 | 5,000円 |
タイヤ | 8,000円 |
合計 | 38,700円 |
総額はざっと【38,700円】。
かく言うぼくも数年間、関東選手権レース活動をしていました。
コースも様々で高速道路を使わなくてもいいようなレース場もあるかと思います。
ここでワンポイント。
仲間と一緒に参戦しよう!
なぜなら、交通費がかかるからです。
地方選手権は1つのコースではなく、複数のコースを使うため高速道路の利用は必須。
使わなくてもいいけど、疲れと時間を考慮するとメリットはあるかと。
なのでこの交通費を浮かすためには、仲間と一緒に行動を共にすることで費用を抑えることができます!
近場の仲間ができたらぜひ「一緒にまわってくれ!」とお願いしてみましょう。
意外とかかるのよ、食事代が。
当たり前なんだけど、飲食代ってかなりかかります。
土曜日に出発、練習。
そしてレース場で宿泊。
日曜日にレース。
このケースだと少なくとも、
・土曜日:朝飯、昼飯、夕飯
・日曜日:朝飯、昼飯、(夕飯)
自炊したご飯を食べると安くあがるけど、実際はそうもいかん。
レースとなるとあれもこれも準備が必要となって、ご飯も作れんのです。ビギナー太郎急ななまり。
んで持って、レースを終えて家まで帰るともうクタクタ。
「吉野家でええわ!」
となる。ラーメンもよくありました。
とかく、疲れ果てていて自炊はできないため、飲食代はかなりかかることだけは念頭に置いておきましょう
映画やゲームでモチベUP


モトクロスを始めるには貯金したり、契約したりと何かと時間がかかります。
なので、個人的にオススメなのが映画とゲームでモチベを保つことです。
かなりオススメっすww
・その①:モトクロス映画をみる
・その②:モトクロスゲームをする
それぞれ解説していきますね。
その①:モトクロス映画をみる
モトクロスってかなりアクションとして映えるから、たま〜にだけど映画にも出てきます。
でも1番のオススメなのが「Moto The Movie」です。
AMAをはじめとするプロライダーとプロのカメラマンの作品となっているから、観るだけで興奮すること間違いないですね。
ぼくは練習の前日には必ずと言っていいほど観てましたから。
その②:モトクロスゲームをする
モトクロスのゲームは他のと違って独特のおもしろさがあります。
当然ながらぼくも、アホみたいにやってましたww
5年くらい同じタイトルをやっている熱中ぶり。
興味があれば合わせて読んでみてください。
まとめ
・バイクは必ずモトクロッサーを購入しよう!
・装備は安全性重視で一番高いものを買っておこう!
・トランポはハイエースにこだわらなくてもOK!
モトクロスを始めるためには初期投資は必ず必要になります。
しかし安全第一で始めるのであれば、最初から高額な装備を買っておくべきだと思います。
というわけで今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
【PR】モトクロスに集中するために


「モトクロスを始めるお金がない…」
「モトクロスが楽しすぎて他のバイクの稼働率が悪い…」
このようなお悩みがある方は、乗っていないバイクを売っちゃいましょう。
なぜなら、モトクロスに熱中することができる期間は限られているし、モトクロッサーに毎週乗らないと速くなることができないからです。
なので、今乗っていないバイクを売って、新車のモトクロッサーを購入することを強くオススメしています。
そのほうがトータルでみるとコスパがいいし、より速く(うまく)なることができます。(←実体験)
そんなあなたにオススメなのが、みなさんご存知「バイク王」です。
ポイントは3つあります。
・その①:無料査定
・その②:お申し込みは24時間365日対応
・その③:メーカー・車種を問わず高価買取
興味がある方は、以下からお申し込みいただけます。まずは無料査定をしてみて判断するのもアリです。
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