モトクロス

【モトクロスのジャンプが怖い】練習方法とジャンプ台の種類も解説!

こんにちは、元NAのエディです。

ビギナー太郎
ビギナー太郎
エディさん…ジャンプ怖くて飛べないっす!

エディ
エディ
最初はわたしもそうだった。3分ほどでサクッと解説しよう!

モトクロスをやってみた人が最初に思うこと…

「ジャンプって超こわい…」

かくいう僕も当然ながら最初はこのように思っていた。

だが安心して欲しいのは誰でもいずれは飛べるようになるということ。

一言でいえば “慣れ” です。

この記事では僕の経験談をもとに詳しく書いたので、今ジャンプが怖くてなかなか飛べない人の参考になれば嬉しいです!

この記事をみてわかること

・ジャンプの種類がわかる

・ジャンプの練習方法がわかる

さっそくいってみよう!

【モトクロスのジャンプが怖い】練習方法とジャンプ台の種類も解説!

【モトクロスのジャンプが怖い】練習方法とジャンプ台の種類も解説!

ジャンプのやり方についてコツが掴めなかった時に先輩に尋ねてみたことがある。

「姿勢やアクセル開度とか、ジャンプする時の考え方を教えてください!」

すると先輩は悩みながら答えてくれた。

「う〜ん。アクセルをガバッと開けてバーンでいける!」

な・ん・じゃ・そ・りゃ。

僕は唖然とした。

そもそも先輩に聞いたわたしがバカだったんだろう。うん。そうに違いない。

上級者になるにつれて、教え方が感覚論になっていくことが実生活でもよくあると思います。

みなさんも仕事とかもそうじゃないのだろうか。

もちろんプロライダーはしっかりとした理論があるため教え方は非常にうまいんだけど、素人でそこそこうまいライダークラスだと説明がヘタなのである。(実体験)

なのでこの記事ではできるだけイラストを用いて解説していきたいと思います。

ジャンプ台の種類

ジャンプ台の種類は細かいものを入れるとたくさんあります。

スーパークロスのコースも含めるとさらにある。

エディ
エディ
初心者の方はそこまで気にする必要はまったくなく、これからお伝えする3つのジャンプだけ覚えていればまず問題ないだろう。

ここでお伝えしたいジャンプはこの3つ。

・コブ

・テーブル

・ダブル

難易度が低い順に並べてみます。

ジャンプのコブ
ジャンプのテーブル
ジャンプのダブル

モトクロスコースはこれらの組み合わせてできています。面白いですよね。

もはやパズル。

【危険!】ダブルは飛ぶな!

ダブルは初心者のうちは飛ばないようにしましょう!

なぜならミスってしまうと、大ケガをしてしまう!

マ・ジ・で危ない。

僕も果敢にダブルを飛んで散った初心者の方を何度もみてきた…(涙)

仲間内で飛べたらヒーローなんだろうが、初心者のうちはそこまでリスクをおう必要はまったくもってない!

とはいえ、小さいダブルっぽいジャンプはよくあけど、大きなダブルがあるコースはあまりないのでそれは安心して欲しいです。

最近はケガが多いから昔と比べて難易度が高い(=危険)なコースは少なくなっている印象が強いです。

ジャンプ時のポイント

ジャンプする際のポイントを3つ解説していきますね。

・その①:ヒザは伸ばさない

・その②:アクセルを戻さない

・その③:前輪と後輪を同時に着地する

初心者の方を見ていると、ジャンプの飛び出し時にヒザをビヨーンっと伸ばす人がいます。

それだと体制が崩れてしまうから、ヒザは伸ばさず少し曲げたぐらいの自然な姿勢がいいです。

また、飛び出し時にアクセルをビビって戻してしまうと、前転してしまいます。これもとても危険。

アクセルは必ずジャンプ台からリアタイヤが離れるまで開けておきましょう。

ジャンプするならする、しないならしない。

飛ぶ前にしっかりと意思を固めたうえでチャレンジをオススメします。

中途半端が一番危ない。

着地に関しては、前輪と後輪を同時に着地させるイメージでOK。

そして着地時に体が衝撃でヘニョっとならないように、ヒザをしっかりと90°くらい曲げた状態(ふんばる)がいいです。

プロライダーの着地を見ているとわかるが、「ドンッ」ではなく「スッ」とキレイに着地していることがわかるかと思います。

なのでぜひこれをイメージしてほしいです。

また、ジャンプだけに限らず十分な装備を身に付けた状態で走行するようにしましょう。

ケガのリスクはある程度はお金で下げることができるので、ケチらずに重要な装備は上位モデルをこのブログではオススメしています。

装備については、また別の記事にまとめているのでぜひ合わせて読んで欲しいです。

いざ練習だっ!

いざ練習だっ!

ここではわたしが実際に行った練習方法を紹介していきます。

2つのフェーズで上達する

・フェーズ①:コブでジャンプのコツを掴む

・フェーズ②:テーブルで徐々に飛距離を伸ばしていく

エディ
エディ
当たり前かと思う方もいるかもしれないが、やはりこの練習方法がベストだと考えている。

それではいってみよう!

フェーズ①:コブでジャンプのコツを掴む

フェーズ①:コブでジャンプのコツを掴む

まずはコースにある適当な小さなコブを使ってジャンプの感覚をつかんでいきましょう。

最初はむちゃくちゃ小さいので十分。

ジャンプの感覚を少しずつ掴んでいくことがとても重要です。

ビギナー太郎
ビギナー太郎
エディさんみて!むちゃくちゃ飛んだよ!

エディ
エディ
すごいな太郎!だが、実際には50cmくらいしか飛んでいない。

初心者の時は、ジャンプの感覚がないから飛んだだけでものすごく飛んでいる感覚になってしまいますww

当時の僕もまさしくこれでした。

仲間のジャンプを見て、

「ププッwwオレの方が飛んでるな。」

と思って先輩にどっちが飛んでいたかと聞いてみると、

「いやお前もあれくらいだけど。」

ッガーン…

とまぁこんなことはザラにあります…(涙)

なので何が言いたいのかというと、人とは比べずとりあえずジャンプの感覚を掴むことがこのフェーズでは大事です。

・地面からバイクが離れる感覚

・飛び出しの感覚

・着地の感覚

コブではこれらの感覚を体に覚えさせましょう!

フェーズ②:テーブルで徐々に飛距離を伸ばしていく

フェーズ②:テーブルで徐々に飛距離を伸ばしていく

コブでジャンプのコツを掴むことができたら、テーブルにチャレンジしていきましょう。

ちなみにテーブルは上のイラストのような形状のことを言います。

慣れてくると平気な顔をして飛ぶことできるんだけ、最初のうちはとてつもない長さに感じることだと思います。

バイクで走行する分にはあまり長さはわからないんだけど、歩いてみるとその長さにきっと驚くはずです。

「この距離を飛ぶのか!?」

とモトクロスの異次元さを改めて実感することができます。

話が少し逸れてしまったんだけど、テーブルでは徐々に飛距離を伸ばしていきましょう。

最初はジャンプの飛び出しから1mほどしか飛べないと思うけど、何回も何日も練習していくと、きっと飛び越えられることができます。

あなたはいつかきっと飛ぶことができるので安心してほしい!

僕が飛べたのだから大丈夫。

まとめ

・ジャンプ時の姿勢はヒザは伸ばさず、アクセルは開け続ける

・ジャンプ台の種類はコブ、テーブル、ダブル

・まずはコブで感覚を掴みテーブルで距離を伸ばす

これを繰り返すことで徐々に飛距離が伸びていき、おのずとジャンプの恐怖心はなくなるはずです。

当然すぐには飛べないけど2,3年もあれば簡単に飛ぶことができちゃいます。

ぜひモトクロスの一番の醍醐味であるジャンプをマスターして、楽しいモトクロスライフを満喫していただきたい!

あとしつこいようだけど、装備はいいものをつけてから練習しましょうね。

最後までご覧いただきありがとうございました!

エディ
エディ
筋肉もしっかりつけよう!Bye!